初めての子供の発熱にはビックリしますよね。
いつか誰しもが経験する『子供の発熱』
しかも夜中に発熱に気づいた時には、更に焦ってしまいますよね。
『救急車を呼ぶべきか?』
昼間であれば病院へ電話して確認もできますが、夜中では親である私たちも頭が回りません。
私も例外ではなく『子供の発熱』を経験しました。
今回は、急な子供の発熱で39℃が出た時に『どの様に対応したか』を記していきます。
参考にされて下さい!
子供の発熱で39度が出た時にどう対応する?
救急車を呼ぶかどうか
子供の発熱を経験しない人は、少ないのではないでしょうか。
ほとんどの人が経験する『子供の発熱』を、実は他の人がどのように対応しているかどうか、知らないでしょう。
どうすれば良いのか、不安になりますよね。
殆どの人は、恐らくどうにかして病院へ行く事を考えると思います。
昼間で病院が空いている時間であれば、子供の様子をみて、病院で外来受診を受ける。
病院が遠く、クルマもない、タクシーで外来を受信するか、救急車を呼ぶかどうか。
昼間であれば、外来へ受診する為に病院へ行く事が出来ます。
しかし、夜の場合はそうはいきません。
『救急車で病院へ行くか?』
『しかし本当に救急車を呼んで良いのだろうか…』
と電話することすら、判断に戸惑いませんか?
筆者は子供の熱で救急車を呼んだことはありませんが、良く言われているのが『救急かどうかの確認をする』
事です。
『救急安心センター事業』は、救急などうかの判断を電話口で相談できるサービスです。
いきなり『119』に電話して救急車を呼ぶ前に、『#7119』に、まずは相談すると良いかも知れませんね。
『総務省消防庁』が全国に普及を進めていますが、現在では未実施の地域も多くあります。
お住まいの地域ではどうなってるかを確認のうえ、未実施の地域は『どこに相談すれば良いか』を、事前に確認して連絡先をスマホに入れておくと良いでしょう。
▼救急安心センター実施地域が分かる地域
電話相談以外にスマホアプリで相談
『#7119』以外にも『総務省消防庁』が進めているアプリがあり、電話以外でも、いざと言う時にアプリで相談できるというものです。
『いざ』という時に焦っているので、冷静にアプリ操作ができない事も考えられます。
一度、どんなものかアプリ操作をして、必要であればダウンロードしておくのも良いでしょう。
ちなみに、日本では救急車の出動は無料です。
もちろん搬送先で診察にかかる料金はかかってきますが、海外では救急車の出動にも料金がかかる国があります。
現在、日本でも救急車を呼ぶのに料金がかかる、要は有料化にする議論があるようです。
救急ではないのに、救急車を要請すると、救急隊の人件費や車両ガソリン代もかかります。
なので有料化の話が出ても、当然の様な気もします。
救急を使う私たちも、考える必要があると言う事ではないでしょうか。
現在では検討段階のようで、そういう話が出ているというお話です。
それでは次に、病院へ行かずに自宅で発熱に対応する方法について、我が家で実施した方法をみて行きます。
子供の発熱が39度の時、自宅で行う有効な方法!
私たちの家庭では、基本は自然に暮らしたいと考えています。
ここで言う〝自然〟とは『緑に囲まれて自然豊かな』という意味ではありません。
もちろん自然の中で暮らす事にも憧れてはいますが…。
そうではなく、『体に取り入れるものはなるべく自然なもの』
という意味です。
そういう法則(?)に従って行動すると、〝なんとか自宅で対応したい〟と言う考えになってきます。
そこで対応したのは、昔ながらの方法。
豆腐パスター
『身近かな食物による手当法』という本の中で『豆腐パスター』を使って対応する事も有効です。
実際に我が家では大人の私たちも発熱すると実践しています。
▼我が家にある『身近かな食物による手当法』
▼『身近かな食物による手当法』内で書かれている下熱の方法
【豆腐パスターの作り方】
①.木綿豆腐は風邪などの発熱の場合は一、二丁あれば間に合う。
②.豆腐は『まな板』に乗せ、その上に『まな板』を乗せて重しとし、自然に水が切れる様にする。
③.風邪などの下熱のためには豆腐半丁を用いる。
この半丁ををすり鉢ですり潰す。これに10%の『おろし生姜』を混ぜる。(だいたい親指頭大の量)
更に粘り気をつける為に、小麦粉を少々混ぜる。これをガーゼに1センチ位の厚さに乗せて額に貼る。
④.豆腐は『直』(じか)に額(ひたい)に当てて良いが、バラバラになって落ちないようにする為に、ガーゼで1枚くるんだところをあてがうのも良い。
子供が0歳の時に『豆腐パスター』を使用しました。
初めての発熱に気づいたのは夕方。
抱っこしていて何となく首回りや、頭が普段よりも熱い。
この時は生後6カ月。
熱を測ってみると『39℃』!
言葉で訴えてくれたら分かるのに…と思いつつ『さあどうする!』
となるのです。
もちろん『豆腐パスター』を使って熱を下げる事は頭に入っているのですが、体温計に表示される『39℃』の数字を見ると、さすがに焦って冷静さを若干失いかけます…。
夜はどのように対応したか
だいたいの家では『生姜』『小麦粉』はあっても、『豆腐』を常備している家庭は少ないのではないでしょうか。
たまたま発熱に気づいたのが、週末の夕方であったため、急いで行きつけの生協へ買いに走ることができました。
最近では夜遅くまで営業しているドラッグストアでも、豆腐を置いている所があるはずですので、購入が可能です。
作った『豆腐パスター』は、生姜の臭いと、ひんやりとした冷たさで、決して良い感触ではありません。
大人でも付けた時は、嫌な感触が額(ひたい)に残るものです。
それを0歳の額につけると、ひんやりする事にビックリして『目をまん丸』にします。
しばらくすると落ち着きますが、夜中には額(ひたい)に巻いたガーゼが、何回かズレるハプニングも。
額(ひたい)から下がって目を覆ってしまうと、泣く。
そして戻す。
ちゃんと寝てているかどうかを適時、顔を覗き込みます。
そうして夜中が過ぎて行きます…。
朝方に1度『豆腐パスター』を交換しましたが、37℃台に下がったら外します。
▼『豆腐パスター』を額(ひたい)に付けた様子
この時は、子供の熱が下がると今度は、夫の私が発熱しました…。
『身近かな食物による手当法』の初版は昭和57年です。
当時の本の内容には前提として『この手当法だけで万事うまくいくかというと、問題があります。』
そう書かれています。
〝絶対に上手く行くとは限らない〟ということでしょう。
何事にも〝絶対〟がない事は40年も生きればよく知っています。
知識を知った上で私たちが理解する、そして上手く良いところを活用していく。
そんなイメージでしょうか。
『豆腐パスター』は、我が家で実施した対応なので参考まででお願いします。
本当に救急の場合は適時、救急車を活用するなどの対応をして下さいね!
最後に
今回は、子供が39℃の熱がでた時に、どう対応するかを記してみました。
家庭で出来る下熱方法には、昔ながらの方法で『豆腐パスター』がある。
救急の場合は適時、救急車を呼ぶなどの対応も考える。
私たちは、生まれた時から今までの生活で思う事、『病気した時は病院へ行く』ではないでしょうか。
そうでは無い考えもある事を、知識として持って置くのも大切ですね♪
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